癒絡堂ブログ『ちょっとためになる臨床こぼれ話』

不妊患者さんの9割が・・・

新潟市万代 鍼灸治療院 癒絡堂です。

不妊治療で最も大切なのは、「卵の質を良くすること」です。

不妊

質の良くない卵は妊娠に至らなかったり、妊娠しても流産になりやすいです。

質の良い卵は受精すると、当然質の良い受精卵となって妊娠しやすくなります。

質の良い卵にするためには、いくつかの観点があります。

そこで、今回は「循環改善」について取り上げたいと思います。

不妊治療を行っている患者さんの9割の方が訴える不調は、実は「血流の循環不全」なのです。

血液は、体内をめぐる血液で、全身の細胞に栄養素や酸素を運び(動脈)、二酸化炭素や老廃物を運び出す役目があります。

卵を作る卵巣にも血液が行っていて、周期的に卵を産生しています。

しかし、血流循環が悪くなると、本来の血液の目的が達成されず、血液が溜まる(うっ血という)ことによって、質の良い卵は作られることは無くなってきます。

血流を良くするには、とにかく温めると言われていますが、実は妊活ではやらない方がいいものがあります。当院では、妊活だけではなく、温活でもほとんど薦めていないです。それは靴下を何枚も重ねて履いたり、厚着をすることです。

これは、熱を体内にこもらせるだけで、本来の血流改善ではないのです。本来の血流改善というのは、血液の流れが良くなることによって、熱の産生・放散が可能となり、自然治癒力が高まっていくことです。

血流が改善されると、
●新しい血液が作られる
●末梢まで血液が行き届く
●細胞分裂が促進する
●免疫力と自然治癒力が高まる

その他に、
●卵を育てる材料が卵胞まで届く
●エストラジオールが分泌される

つまり、体の内部から熱を出力を作り上げることが、血流改善の最も大事な方法です。

当然、薄着とか靴下を履くといけないのではなく、手足から熱を発散させることも必要なのです。

では、とうしたら体の内部で熱を産生して、手足から熱を発散させられるのか?

それは、手足の血流が良くなることです。特にです。

冷えというのは、下に溜まりやすい性質を持っています。一方は熱は上に昇る性質があります。

上半身、手だけで熱を放散させるというのは無理な話なので、足の方も必要となります。

つまり、足に温かみがあって、熱を放散させることになれば、骨盤内の血流が良くなっていますので、卵を作るために必要なもの、不必要なものは運び出されるわけになるのです。

血流改善は、体温とも関係してきます。

次回は、不妊患者における体温について取り上げたいと思います。

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