癒絡堂ブログ『ちょっとためになる臨床こぼれ話』

更年期の躁鬱は、はりきゅうの適応症です。

新潟市万代 鍼灸治療院 癒絡堂 院長の佐藤 です。

 

更年期の代表的な症状は、
   血管運動神経系
   精神神経系
   消化器官系
   運動器系
   皮膚・分泌系
   泌尿器・生殖器系
に大まかに分かれます。

 

その中でも、躁うつという症状にお話ししたいと思います。

躁うつ

 

 

双極性障害という言葉をご存知ですか?

 

少し前までは躁うつ病と呼ばれていました。

 

双極性障害の症状を知らない人は、「気分の波が激しい性格の人」というふうにとらえられてしまうことがあると思います。

 

ただ今回は、更年期の時の躁うつについてです。

 

1つ目は、昼間も夜も身体が忙しくなっている状態です。

 

夜は寝ようと頑張るんだけど、起きてしまう。最初は家族に悪いと思って我慢するんですが、次第に家族を気にすることなく動いたり、家族までも起こしてしまうのです。

 

家族崩壊に近い形になり、病院へ行くことになります。

 

病院で処方されるのは、安定剤や睡眠導入剤や睡眠薬などです。

 

どうなると思いますか?

 

症状が改善するのではないのです。

 

昼も夜も寝ている状態になってしまう。

 

つまり、仕事の集中力が無くなってしまうのです。

 

1つ目の状態は、躁(そう)の状態です。

 

 

2つ目は、気力・体力の限界まで動く状態です。

 

1つ目の状態が続くと、限界まで頑張ってしまいます

 

睡眠時間が少なくても、大丈夫なのです。

 

2つ目の状態も、躁(そう)の状態です。

 

3つ目は、気分が落ち込んでいる状態です。

 

横になっていたい、活動的でないなどの気分が乗らない状態になっているのです。

 

疲れがたまって動けないのにやらないといけないので動いている。やらされているという感じですね。

3つ目の状態は鬱(うつ)の状態ですね。

 

 

4つ目は、身体のエネルギーが消耗された状態です。

 

エネルギーが消耗されて、元気が無くなるということです。

 

この状態の時の心理状態は、沈静状態になります。

 

つまり、心理状態は落ち着くのです。

 

4つ目の状態は、老化現象とおなじような状態なのです。

 

 

 

更年期の躁うつの時は、この4つの分けられると思います。
1つ目から2つ目に移り、3つ目になる場合。
1つ目から2つ目に移り、4つ目になる場合。
3つ目から2つ目に移り、4つ目になる場合。
という経過を進みます。

 

治療は、それぞれ違ってきます。状態がそれぞれ違いますので、状態に合わせた治療をしていかなければ改善されてきません。

 

これはあくまでも躁うつという状態から見た更年期障害のお話になります。

 

1つ目の状態の所でも書きましたが、薬を服用するといきなりHighな状態からLowな状態になってしまい、集中力が無くなってしまうのです。

 

1つ目の状態が長く続くわけではなくて、2つ目の状態になれば少し睡眠時間は増えますし、周りを巻き込むことなくなるんです。

 

その時に、あたし今までなにやってたんだろうって思う状態になります。

 

しかし、周りの人は心配ですよね。

 

体のことも・・・・

 

この1つ目の状態の時は、はりきゅうが一番効果あります。

 

一回で改善することもあるんですが、この状態は何度も繰り返すんです。結構あります。

 

ですので、一回で終わりではなく継続治療が必要なのです。

 

特徴は、薬のように昼も夜も寝た状態にはしないのです。

 

3つ目の状態というのは、ほとんどの主婦がこれにあてはまると言っていいと思います。

 

喜んで働いていないのに、働かなければならないという状態になっています。

 

家庭の家事分担はこの状態からの軽減につながるのではないでしょうか。

 

この状態は、心の疲れになりますので、まずはそこを治療の中心として治療していくことになります。

 

躁うつというのは、治るんです。

 

その状態に合わせた治療計画を立てて、治療すれば良いのです。

 

身体も心もボロボロになる前に、少し考えてはいかがでしょうか。

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