癒絡堂ブログ『ちょっとためになる臨床こぼれ話』

卵の質をよくするには、食生活にも・・・

新潟市万代 はり・きゅう・小児はり 癒絡堂(ゆうらくどう) 院長の佐藤 です。

 

卵の質をよくすることが、妊娠を左右すると言われています。

 

体温の適正化

血液の循環改善

生活習慣の改善

 

が言われています。

不妊治療

 

 

その中で、生活習慣の改善というところをお話します。

 

不妊症が増加している原因として考えられているのが、

年齢の高齢化

不規則な生活習慣

と言われております。

 

 

これは不妊症に限らず、現代特有の不規則な生活習慣が問題視されております

 

実は、この不規則な生活習慣がインスリン抵抗性を引き起こして、卵の質が悪くなり、不妊症を招いています

 

不規則な生活習慣とは、不良な食事による肥満ややせ、飲酒、喫煙、ストレス、過労、睡眠不足や遅寝、運動不足です。

 

インスリン抵抗性とは、糖や脂質の代謝に関わるインスリンの分泌しにくくなったり、効き目が悪くなった状態です。

 

インスリンの分泌が悪くなると、糖尿病や生活習慣病の原因になります。

 

インスリン抵抗性が、子宮や子宮などの臓器で起きると、臓器の機能は低下していき、卵の発育に影響を与えたり、着床障害や流産などのリスクが高くなってきます

 

インスリン抵抗性は、女性だけでなく、男性にも同じことが言えます。

 

つまり、不規則な生活習慣が、質の良い卵や精子を作れない原因と言っても良いのです。

 

インスリンというのは、すい臓という臓器のランゲルハンス島という組織のβ細胞でつくられます。

 

食事によって血糖値は上がります。

 

血糖値が上がると、β細胞からインスリンが分泌されます。

 

血液中の血糖が全身の臓器にいくと、それぞれの臓器がそれぞれインスリンの働きによって血糖を取り込んでエネルギーとして利用したり、タンパク質の合成や細胞の増殖を促します。

 

正常な場合は、それぞれの臓器で適切な血糖を取り込みますし、血液中の血糖の量も高くなることはないのです。

 

しかし、インスリンの少なかったり、働きが悪くなると、臓器への血糖取り込み量も減り、血液中の血糖の量が増えます。

 

これが高血糖です。つまり、糖尿病です。

 

卵子というのは、タンパク質で出来ています。

 

つまり、質の良い卵ではないというのは、卵の「糖化」です。

 

糖化」というのは、タンパク質が糖が結合するのですが、余分な糖と結合するとタンパク質が変性、劣化することをいいます。

 

これは、血糖値が180mg/dl以上になると言われています。

よって、血糖値に気をつけた食生活を心がけることで、質の良い卵を作る要因の一つになります。

 

はりきゅうでは、どう対応するかといいますと、食生活については患者様自身にお願いする形になります。

 

過食傾向などは、経絡調整を行なえば抑えることは可能です。ただ、甘い飲み物やデザート類、炭水化物(米、パン、麺など)や加工食品などを食べないようにすることは、はりきゅうでは無理です。

 

はりきゅうで可能なのは、

 

最初に書いた

体温の適正化

血液の循環改善

に適しています。

 

 

次回、不妊治療についての東洋医学的視点についてお話したいと思います。

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