癒絡堂ブログ『ちょっとためになる臨床こぼれ話』

夏バテしてませんか?対策してますか?

新潟市中央区万代にある鍼灸院
はり・きゅう・小児はり 癒絡堂(ゆうらくどう)の
院長 佐藤です。

 

新潟県は、
7月9日に
平年より15日早く、
去年より24日早く
梅雨明けしました。

 

9日は、30℃以上と
身体にはきつい一日でしたね。

 

もう夏バテになっています!
という方もいらっしゃると思います。

 

そこで、夏バテには
鍼灸、特に経絡治療が
もっとも効果があります。

 

夏バテとは、
高温多湿の夏に、
身体が対応できなくなって、
身体がだるかったり、
食欲不振や睡眠障害
などの身体の不調のことです。

 

別名、夏負けや暑気あたりと言います。

夏バテ

 

人間の身体というのは、
自然に適応するような機能を持っています。

 

しかし、色々な事が機能を阻害しまって
本来の機能が低下して
暑さや寒さなどに中ってしまうのです。

 

今だけ対策すればいいわけではありません。
例えば、
夏カゼは
冬に引いたカゼが
ぶり返したカゼなのです。

 

えっ?
クスリ飲んで治ったから違うでしょ!

 

これ全くの間違いです。

 

もし冬にカゼを引かずに、
夏カゼを引いた場合、
高熱を出します。

 

ヘルペンギーナや
手足口病や
プール熱や
リンゴ病
などのウイルス感染症に
罹った場合です。

 

ほとんどの場合、
カゼ引いてしまったという場合は、
鼻水、くしゃみ、咳です。
特徴的なのは、熱はほとんどない。
あっても、微熱程度。

 

冬に身体に侵入してきた
「風邪(ふうじゃ)」が
再び活動し始めたのです。

 

では、原因は?というと、
「疲れ」です。

 

あとは、冷えです。

 

つまり、夏はある程度
体温が高い状態で
夏を過ごすのですが、
現在は冷暖房があり、
それによって、
寒さ、
つまり、「寒邪(かんじゃ)」
も入ってくるんですね。

 

寒邪が入ってきたら、
身体の中に潜んでた「風邪(ふうじゃ)」が
タッグを組むんですね。
タッグを組んだからには、強さは倍増です。
なので、カゼはこじらせやすくなるのです。

 

ちょっと、脱線してしまったので、
「夏バテ」、つまり、「暑気あたり」に
ついて考えます。

 

「暑気」というのは、
東洋医学の邪の概念のうちの「暑邪(しょじゃ)」
に該当します。

 

しかし、実際は
東洋医学の「暑邪(しょじゃ)」が中った場合とは
少し異なります。

 

東洋医学の「暑邪(しょじゃ)」が
身体の中に入った場合、
めまいや、治りにくい麻痺になったり、
昏睡状態になったり、
ゼイゼイという呼吸になったり、
手足が効かなくなったり、
喉が乾いたり
という症状が現れてきます。

 

一方、夏バテというのは、
全身の疲労感
だるさ
熱っぽい
頭痛
めまい
吐き気
胃もたれ
下痢
食欲不振
などがあげられます。

 

つまり、
「夏バテ」というのは、
「暑邪(しょじゃ)」だけでなく、
「湿邪(しつじゃ)」も合わさった症状
なのです。

 

「暑邪(しょじゃ)」というのは、
いわゆる熱中症ですね。

 

では、
「暑邪」と「湿邪」が合わさったのが
身体に中ったのかどうしてわかるのか?

 

「脉状」です。

 

これは、中国の古典にあり、
鍼灸でも応用されてきました。

 

それを当院では用いています。

 

それでは、夏バテだと思った機に、
自分でできる対策について、
いくつかあげてみます。

 

〇睡眠
当院では、一番これをオススメしています。
といいますか、中々時間が取れないとか、
暑いので中々寝れないという方も
いらっしゃると思いますが、
日中に体力を使っている分、
休憩は必ず、いや絶対必要です。

 

寝室は、
適度な汗をかくような湿内温度にしておくことです。
それは、体内に熱をこもらせている状態では、
十分な睡眠は確保できませんし、
こもった熱によって、
色々な症状が出てきやすくなります。

 

〇食生活を考える
暑いと必然的に食欲というものは落ちてきますね。
ですが、食べないと更に体力は奪われてきます。
冷たい食べ物や飲み物はできるだけ控え、
バランスの良い食事をすることが大切になります。
夏野菜も適度はいいですが、
食べ過ぎはよくありません。
飲み物も甘味料の入ったのは控えてください。
糖分は、身体を冷やす性質がありますので。

タグ:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)