癒絡堂ブログ『ちょっとためになる臨床こぼれ話』

うつからの脱却 後半

新潟市万代の鍼灸院

 

はり・きゅう・小児はり 

 

癒絡堂(ゆうらくどう)

 

院長の佐藤です。

 

 

 

前回、うつからの脱却 前半では、

 

盲学校に入り、

 

閉鎖的な考えが少しずつ変化していき、

 

国家資格を取得した後に、

 

心療内科を受診したら、

 

SAD(社会不安障害)と診断されて、

 

薬を処方されましたが、

 

副作用も出て、受診も遠のいたお話をしました。

 

 

 

今回は、その後についてお話したいと思います。

 

現在の治療スタイル、

 

「経絡治療」に出会い、

 

このスタイルを導入して現在に至るところまでとなります。

希望

 

前回は、病院から足が遠のき、

 

副作用も1年後くらいには治まった所まででした。

 

 

 

その後の症状は、後ほどお話しますが、

 

経絡治療に出会い、

 

自己治療をしていく中で、

 

今まであった、

 

うつ的な症状、睡眠障害、SADなど

 

が改善してきました。

 

当然、自己治療なので、

 

失敗もありました。

 

症状が悪化したり、動けない位の状態になったり・・・

 

しかし、このような失敗は

 

患者様には出来ません。

 

次に来院されませんから。

 

自分で身を持って、体験することによって、

 

こういう状態の時は、

 

どういう脉状を現わしていて、

 

どういう経穴(ツボ)を使うのが、

 

一番良いのかというのが自分自身で体験できたのです。

 

これは、教科書には書かれていませんし、

 

口伝でも成功かどうかもわかりまえん。

 

 

経絡治療の出会いについて、お話します。

 

鍼灸というと、

 

痛い所、例えば、肩こりなら肩、

 

腰痛なら腰に、はりをするイメージでしょう。

 

私も、学校時代はそうでした。

 

では考えてみましょう。

 

胃が痛い人は、胃に直接刺せますか?

 

便秘の人には、腸に直接刺せますか?

 

こういった場合は、特効穴というものがあります。

 

現在は、書店でも売られていますし、

 

ネットでも調べれば出ます。

 

これが鍼灸というと、一般的なイメージだと思います。

 

皆さんは、ホジュンとか見たことありますか?

 

先生が、脉を診て、鍼をしたり、灸をしたり、

 

漢方を処方したりと。

 

これ、古典に書いてあるんです。

 

経絡治療も、古典に治療法が書いてあるのを採用した治療法なのです。

 

ですから、一般的な鍼灸とは違い、

 

古典鍼灸なんですね。

 

盲学校時代は、当然痛い所に刺すということを教えられます。

 

学校に、月1回、経絡治療を教えにくる先生がいました。

 

現在も、私はその先生を尊敬しています。

 

盲学校時代は、何をやっているのか全く分かりませんでしたから。

 

当然、自分にはこんな高い技術なんか出来ないと決めつけていました。

 

しかし、今思うと、こんな風な治療家になりたいという憧れがあったのかもしれません。

 

その先生の所にくる患者さんは、

 

婦人科疾患や小児疾患、皮膚疾患、精神疾患もこなしているというお話を聞いていましたので。

 

何回か体験治療をしていただいたのですが、

 

その時は、たしか腰痛で治療してもらいました。

 

といっても、本格的な治療ではないので、

 

問診して、脉を診て、手足に鍼をして、背中に鍼をして。

 

という感じですね。

 

月1回といっても、毎月してもらえるわけではなかったので、

 

当然腰痛は改善しませんよね。

 

国家資格を取得して、

 

病院に勤務したのですが、

 

盲学校卒業と同時に、

 

主にマッサージが主となっている勉強会に所属していたんですが、

 

そこに経絡治療をされている方がいらっしゃって、

 

ちょうど実技の班分けの時に、一緒になることがありましたので、

 

マッサージの実技をやるかと思いましたら、

 

経絡治療をやり始めまして(笑)

 

これが、驚く位、その場で効果がありまして。

 

この時も腰痛だったかな。あと、肩こりもありました。

 

というか、肩こりは、

 

治療院巡りをしていて、ある所でカイロ的なことをされた後に、

 

肩が重だるくなったり、肩が凝っていると感じるようになったんです。

 

話戻します。

 

その先生が、足の経穴(ツボ)を触り始めた時に、

 

身体に何とも言えない表現のしにくい状況が起こってきたんです。

 

電気が走るというか、血の巡りが良くなるというか、

 

すぅーと力がぬけていくような感覚が起こってきました。

 

その一か所に鍼をしただけで、あとはしないんです。

 

じゃあ、起きてみて?と言われて起きたんですが、

 

身体楽になってるんですよ。

 

ちょっとビックリして、

 

その先生に治療法を教えて欲しいと、

 

お願いしたところ、

 

「東洋はり医学会」というのがあって、

 

新潟にも支部があるから、

 

そこで勉強しなさいと言われました。

 

この時点で、「東洋はり医学会」という団体は

 

知っていましたし、

 

さきほどお話した月1回盲学校に教えに来たいた先生も

 

所属している団体でしたのが、

 

この治療法を更に勉強したいとすごく思いまして、

 

1年で病院を退職して、経絡治療を行っている先生の治療室に

 

就職しました。

 

それと、同時に「東洋はり医学会」にも所属しました。

 

私は、手取り足取り教えていだける思っていたんですが、

 

とにかく本を読んで、先輩のやり方を診なさいと言われてきました。

 

やり方を見ても、なぜそこに鍼をするのか全く理解できなかったので、

 

とにかく「東洋はり医学会」の教科書をとにかく読みました。

 

けれど、学校で習ったのとは違い、覚えるのに必死でした。

 

けれど、仕事で経絡治療をしないといけないし、

 

毎日が勉強でした。

 

つまり、経絡治療にのめり込んだのです。

 

必死なればなるほど、中々深い眠りにつけなかったことや、

 

コンプレックスなど・・・

 

忘れるんですよね。

 

毎日遊んでるわけじゃないけど、

 

楽しいんですよね。

 

本を読んで、あぁ~、こういう事だったのかとか、

 

へぇ、こういう風にやればいいんだぁと、

 

経絡治療をもっと勉強したいと思うようになってきたのです。

 

先輩方にも、色々と教えてもらったり、

 

独自の勉強会をひらいてもらったりと。

 

以前の私では、ありえない行動です。

 

人と接するのを拒み続けていた日々とは、

 

真逆の行動をしていたのです。

 

東洋はり医学会に入会して、

 

3年目の時に、もっと勉強したいと思いで、

 

本部が東京にあるのですが、

 

そこへ月1回通うと決断して、通いました。

 

それは、地方で指導者になるための制度でしたので、

 

将来的には地方支部で指導者になるということで、

 

一年間通いました。

 

その後、本部でもっと技術の向上を図りたいと思い、

 

本部の講習生として、3年間のカリキュラムを習得しました。

 

私は、50期生だったのですが、20人の同志で、

 

現在はその中で、指導者になっている先生もいらっしゃいます。

 

私は、未だにペーペーなんですが。

 

3年の終了の時に、このあとどうしようと考えた時に、

 

本部には、研究部というのがありまして、

 

さらに技術の向上を図っている先生達が集う場所がありましたので、

 

ちょうど私がその時といいますか、

 

東洋はり医学会に入会した時に、

 

ある先生に、この本を読めと言われた内容を研究している研究班がありましたので、

 

3年のカリキュラムが終了と同時に、

 

その研究班に所属いたしました。

 

50期の講習生もそうでしたが、研究班でも刺激を受けて、

 

東京へ通う意義がすごくありました。

 

それが、現在まで続いています。

 

 

これが、経絡治療に出会い、経絡治療を仕事にしようと決断に至った経緯であります。

 

 

現在も、自己治療はしております。

 

治療というより、メンテナンスという意味で。

 

 

ですが、サボってしまうことがあるんですね。

 

患者様には、定期的にメンテナンスが必要ですよ!

 

と言っておきながら。

 

それが何回か続くと、調子を崩してしまいます。

 

先日は、ホットフラッシュが1日3回もあり、

 

放心状態でした(笑)。

 

定期的なメンテナンスが必要ですよね。

 

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