癒絡堂ブログ『ちょっとためになる臨床こぼれ話』

ホットフラッシュに鍼灸?

新潟市万代の鍼灸院

 

はり・きゅう・小児はり 

 

癒絡堂(ゆうらくどう)

 

院長の佐藤です。

 

 

先日、大変苦労したお話をしたいと思います。

 

 

「ホットフラッシュ」という言葉を聞いたことはありますか?

ホットフラッシュ

 

「ハニーフラッシュ」ではないですよ(笑)

https://www.youtube.com/watch?v=dKpUtUPWNL0

 

 

いやぁ、ホントに辛かったです。

 

 

 

ホットフラッシュを経験したことがある方は、

 

お分かりだと思うんですが、

 

その時は本当に辛いんです。

 

経験したことがある人にしか辛さは分からないんですね。

 

 

ホットフラッシュというと、

 

更年期の女性というイメージだと思いますが、

 

男性の更年期にもありますし、

 

更年期ではない時でも、起こります。

 

 

どういう状況だったかというと、

 

朝10時過ぎくらいに、

 

突然、上半身がカーッと熱くなり、

 

部屋は涼しいのに、

 

大雨に中ったくらいの大量の汗が出てきて、

 

止まらない状態が5分くらい続きました。

 

仕事をしていましたので、

 

手を休めることが出来ませんでしたので、

 

何とか収まるのを待っていました。

 

5分位で収まったのですが、

 

その後寒気がしてきました。

 

これが東洋医学でいう、

 

「寒熱往来」というものです。

 

ホットフラッシュ自体は、

 

突然発症しますので、

 

この前は何時だったかというのは、

 

記憶はないのですが、

 

たまに出てきます。

 

メンテナンス治療を怠った結果でしょうね。

 

ここから、以前にはなかったんです。

 

夕方に再度、起きたんです。

 

18時くらいでしたかね。

 

また突然、朝のような状態になったんです。

 

2回目は初めてだったので、

 

これは今日、治療しないといけないなぁと思いつつ、

 

2回目の症状を終わりました。

 

この直後から、眩暈(めまい)がし始めて来たんです。

 

この頃には、体力も奪われているようで、

 

だるさもあり、疲労困憊のような状態でした。

 

今回は、これだけでは終わらなかったのです。

 

その約2時間後です。

 

またまた、やってきました。

 

ホットフラッシュになっている時は、

 

身体に力が入らないような、

 

立っていたのですが、

 

腰が抜けたような感じで、

 

さらにめまいもありますので、

 

一人で、Choo Choo TRAINを踊っている感じでした。

 

冗談抜きで、本当にそんな感じです。

 

もうここまで来ますと、

 

とにかく横になりたいと思い、

 

横になり、その場に鍼灸道具なかったので、

 

それ以外の方法で、治療しようと思ったのですが、

 

効果はなく、30~40分横になっていたら、

 

何とかめまいも治まってきたので、

 

自宅に帰ったのですが、

 

普段は徒歩で15分くらいの所を、

 

約1時間かけて帰宅しました。

 

途中、休みを取り入れながらと。

 

自宅では、鍼灸道具がありますので、

 

脉を診ましたら、普段脉は診やすいんですが、

 

今回は非常に診にくい状態でした。

 

治療を終えた後は、すぐに就寝しました。

 

翌日、めまいと腰が抜けた感じは、

 

殆ど感じなかったのですが、

 

やはりだるさはありました。

 

今回ばかりは、鍼灸道具を持ち歩いて過ごしましたが、

 

それ以降は出ていないです。

 

1回でも辛いのに、寄りによって3回とは・・・

 

 

ホットフラッシュについて少し説明します。

 

ホットフラッシュとは、

 

上半身ののぼせ、ほてり、発汗などが起きて、

 

急に顔が熱くなったり、汗がとまらないという症状です。

 

更年期障害の代表的な症状で、

 

女性に多いと言われています。

 

なぜ更年期の時に起きやすい症状かというと、

 

女性ホルモンの分泌が急激に減って、

 

バランスが崩れることが原因とされています。

 

それ以外にも、甲状腺や血圧の異常でも発症することがありますので、

 

更年期症状だけではありません。

 

つまり、ホルモンが崩れることによって、

 

自律神経が乱れるのです。

 

更年期のケアは、色々とあります。

 

医療機関での医薬品のケア、

 

サプリメントなどでのケア

 

食生活改善でのケア

 

運動などでのケア

 

があります。

 

 

当院では、

 

ホットフラッシュという症状だけに焦点を当てるのではなく、

 

症状全般を診て、適切な診断をしていきます。

 

ホットフラッシュが起こる原因は、

 

ちょっと難しい言葉ですが、

 

「温熱風熱」、「瘀熱風熱」、「労倦湿症」

 

の状態で起きる症状と捉えています。

 

そして、治療していくことで、

 

「虚労寒湿」になっていくことで、

 

症状は治まってくるんですね。

 

分かりやすく言うと、

 

イライラしてるときとか、

 

考え事をしたりとか、

 

の時というのは、

 

上半身特に首から頭に、

 

気が上りすぎているんです。

 

気が充満すると、そこに熱が発生するのです。

 

熱が発生すれば、

 

当然身体は、放散させようと汗となって、

 

体外へ放出します。

 

これがホットフラッシュの原因です。

 

では、なぜ「虚労寒湿」になると、

 

落ち着くのか?というと、

 

心理的にいうと、精神が安定しているのです。

 

さきほどの「温熱風熱」、「瘀熱風熱」、「労倦湿症」

 

というのは、

 

躁(そう)の状態なのです。

 

躁(そう)の状態ということは、

 

気が目まぐるしく働いています。

 

そもそも気というのは、上に行くという性質を持っています。

 

つまり、気が上に昇りやすいということです。

 

これが更年期で起こるホットフラッシュの原因です。

 

私の場合は、ちょっと違っていて、

 

さきほどの3つの病証ではないのです。

 

その場合でも、正しい証というのを導けば、

 

症状は治まってくるんです。

 

ホットフラッシュだから、腎虚でしょ!

 

これ、大きな間違いなんです。

 

当院では、患者様のお身体をきちんと観察し、

 

お悩みの症状をいち早く改善させるよう精進しております。

 

この症状は、腎虚とか肝虚とは診てません。

 

それは、患者様を更に辛い思いさせてしまうからです。

 

更年期の症状は、とても繊細に治療しないといけません。

 

更年期の症状が楽になって良かったという方がとても多く居られます。

 

特に、ホットフラッシュに関しては、

 

自分も経験があるので、どういう過程を踏んでいけば、

 

症状の改善に繋がるかという体験もしていますし、

 

ノウハウもありますので、

更年期にお悩みの方は、一度鍼灸治療を体験してみてはいかがでしょうか。

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