癒絡堂ブログ『ちょっとためになる臨床こぼれ話』

新潟市万代の鍼灸院

はり・きゅう・小児はり 

癒絡堂(ゆうらくどう)

院長の佐藤です。

 

女性の方はもちろんですが、

 

男性の方も中には、フェイシャルを受けたことはお分かりだと思いますが。

 

お肌の調子が整ってくると、何故か気持ちがスッキリした経験はありませんか?

 

 

 

今回は、精神状態がお肌に出るんですよ。というお話です。

 

 

普段の日常生活を振り返ってみてください。

 

皮膚がかさかさと乾いているときはありませんでしたか?

 

実は、その時の精神状態というのは、憂うつな気持ちになっている時なのです。

 

そして、時間が経つと、皮膚表面の力が無くなってふにゃふにゃになってきます。

 

難しく説明しますと、東洋医学の診断で「五志」というのがありまして、

 

憂うつな気持ちというのは、「憂う」で「肺」という臓腑に配当されます。

 

「憂うつ」という邪が、身体の内部で「肺」という臓腑に侵入していくと、

 

「肺」という臓腑が司っている「皮膚」に影響が出ています。

 

つまり、皮膚は潤いを失ってしまいます。分かりやすく言えば、「砂漠化」ですかね。

 

その状態が続いてしまうと、やはり「皮膚」は「張り」も失ってしまいます。

 

「張り」を失えば、当然「皮膚」の表面はふにゃふにゃになりますね。

 

 

その他に、「五志」には、怒・喜・思・悲・驚・恐があります。

 

この中で、「怒」、「怒り」ですね。

 

これは、怒っているときには、身体に力みが入ってるので、

 

筋肉にも力が入ってますし、

 

心臓の拍動も活発になって、血流が早くなります。

 

筋肉が力んでるうえに、血流も活発になっているので、

 

皮膚は赤味を帯びてきます。

 

皮膚表面はパンパンに張ってきます。

 

後の喜・思・悲・驚・恐については、またの機会にお話ししようと思います。

 

 

なぜ、精神状態によって、皮膚に影響があるのでしょうか。

 

それは、自律神経です。

 

自律神経が血流を調整するのです。

 

血流を調整されることで、皮膚に緊張や弛緩が起きてきます。

 

つまり、人間の感情によって、皮膚に緊張や弛緩が起きてくるのです。

 

精神状態の原因が過ぎ去った後も、実は皮膚の状態は継続されています。

 

それは、脳に原因の状態がフィードバックされていて、脳内物質が分泌されている状態となっています。

 

脳内物質が分泌されているということは、感情を引きずることになり、

 

その感情をひきずっているために皮膚に影響が出る。

 

という悪循環が続いていきます。

 

 

ということは、逆転の発想から言えば、皮膚の状態を整えれば、感情を変えられるということになります。

 

 

うつの患者様に、はり治療を行っていると、気分がすっきりするという経験をされている方がとても多いです。

 

当院は、主にと言いますか、皮膚表面への治療なので、そういういった経験をされる方が多いです。

 

 

自分でも皮膚の状態を変えることは出来ます。

 

さっそくやってみましょう。

 

やり方は簡単です。

 

皮膚をゆっくりさする!

 

です。

 

揉んではいけません。

 

刺激が足りないという方は、皮膚の状態を変えることは出来ません。

 

皮膚を変えることは出来るのは、さすることなんです。

 

焦らずに、ゆっくりさすってみてください。

 

場所は、色々あるのですが、首まわりから行ってください。

 

首から腕、手先の方向へゆっくりさすってみてください。

 

回数は、ご自身で判断すると良いでしょう。個人差がありますので。

 

 

心と身体がリフレッシュしますよ。

 

 

 

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