癒絡堂ブログ『ちょっとためになる臨床こぼれ話』

カゼはタダで治せる!!

年末に寒波が日本列島を襲来してきましたね。

 

昨日の新潟市は、

 

雪というより、霰に近い感じの雪が、風と共に舞っているような悪天候でした。

 

気温も、1度というより、氷点下と思われるくらいに寒い一日でした。

 

 

風邪を引いてる方も結構いらっしゃいます。

 

 

今回は、「風邪はただ治せる!」というお話をしたいと思います。

ウイルス

 

風邪引いたら、風邪薬飲めば治るでしょ!という方もいらっしゃると思います。

 

風邪薬を飲んで、風邪治りますか?

 

一週間経っても、熱は下がったけど、咳はまだ残っているとか。

 

 

結論から言います。

 

風邪に対する有効な風邪薬はありません

 

つまり、治療薬はないということです。

 

 

風邪薬、つまり感冒薬というのは、今ある辛い症状を緩和するだけの処方薬なのです。

 

どういうことかと言いますと、

 

ほとんどと言っていい風邪は、「ウイルスが上気道という所に感染して炎症を起こした状態」なのです。

 

一方、感冒薬とは、風邪の症候群の諸症状(発熱、頭痛、喉の痛み、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりなど)に対する処方薬です。

 

成分として、解熱剤、抗ヒスタミン剤、カフェインなどが配合されています。

 

つまり、ウイルスを退治しようとする成分が入っていないのです。

 

けれど、一般的に感冒薬でウイルスを退治できると思っている人が多いのです。

 

それじゃあ、抗生剤ならウイルスを退治できるのでは?と思われていますが、

 

抗生剤というのは、細菌感染に有効で、ウイルスには効かないのです。

 

風邪で抗生剤が必要な状態というのは、全体の1割程度と言われています。

 

つまり、9割くらいは、ウイルス感染なのです。

 

しかし、風邪を引くと、病院を受診します。けれど、ウイルスを退治してくれはしないのです。

 

 

では、どうやって風邪を治すのか?と言いますと、

 

休養と睡眠

 

なのです。

 

 

感冒薬のところで成分について、解熱剤や抗ヒスタミン剤、カフェインと取り上げましたが、「休養と睡眠」と真逆の対症療法なのです。

 

風邪症候群の症状は、実は身体の自然治癒力で治そうとしている現象なのです。

 

薬というのは、自然治癒力を押さえつけていることなのです。

 

例えば、

 

鼻水

これは、鼻腔を洗い流すための症状なのです。鼻水はティッシュでかめば良いので、ある程度したら、鼻腔は洗い流され、ウイルスは除去されます。

 

くしゃみ

これも鼻水の時と、同様になります。つまり、くしゃみによって、強制的にウイルスを外へ排出しているのです。

 

発熱

熱が出るということは、ウイルスを殺そうとしているのです。

 

ウイルスは、熱に弱いので、自然治癒力は発熱を促します。大体、37~38℃くらいです。

 

稀に、39℃以上になる場合がありますが、その場合は念のため、医療機関を受診した方が良いでしょう。

 

 

これも、異物(ここではウイルスです)を体外へ出そうとしている現象なのです。

 

異物が無くなれば、当然、咳という現象は治まってきます。

 

よく咳を止めてくださいと言われますが、咳を止めるより異物を取り除く方が咳を止める最も効果的であり、身体にも良いことになります。

 

といった具合に、身体が治そうとしているのを無理に押さえつけてしまっていたのです。感冒薬は。

 

 

ウイルスの侵入を許しているのは、疲れなのです。

身体が疲れていなければ、自然治癒力は正常に作用しますのでウイルスは近づいてこないわけになるので。

 

よく、カゼがうつったという風に言われていますが、うつったのではなくて、ただ単に疲れているから風邪を引いただけのです。

 

流感というものは、うつるんですけどね。

 

 

鍼灸でも、風邪にはとても有効です。

 

症状によって、治療方針が少し違ってきますが、大まかに分けて6パターンになるんですが。

 

パターンに応じた治療を進めていけば、感冒薬より早く効果があり、治癒することができます。

 

 

休養と睡眠」さえ取れれば、一般的な風邪には引かないし、医療費も削減できます。タダでできるんです、風邪の治療は。

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