癒絡堂ブログ『ちょっとためになる臨床こぼれ話』

機能性ディスペプシアって?

新潟市万代の鍼灸院

はり・きゅう・小児はり

癒絡堂(ゆうらくどう)

院長の佐藤です。

 

 

 

最近、お問い合わせが多い内容が、

 

機能性ディスペプシア

 

についてのご相談があります。

 

 

以前、「神経性胃炎」についてお話しましたが、

 

そのブログを見られてのご相談だと思います。

 

神経性胃炎・・・

 

 

健康診断を受けた人のうち、11~17%

 

病院にかかった人のうち、44~53%

 

が、「機能性ディスペプシア」と言われています。

 

 

結構、多いですよね。

 

 

 

もう一度、おさらいという意味で、書いてみたいと思います。

 

以前、書いた時には、気付かなかったことや、新たな発見もありましたので、

 

その点も含めていきたいと思います。

 

 

 

まず、「機能性ディスペプシア」って何?ですが、

機能性ディスペプシア

機能性ディスペプシア」とは、

 

症状の原因となる器質的、全身性、代謝性疾患がないのにもかかわらず、慢性的に心窩部痛や胃もたれなどの心窩部を中心とする腹部症状を呈する疾患。と定義されています。

 

 

「ディスペプシア」ってどういう意味と思いますよね。

 

「ディスペプシア」というのは、

 

Bad(dys)digestion(peptin)=消化不良

 

を意味するギリシャ語が語源です。

 

 

 

機能性ディスペプシア」の基準は、

 

2016年に最新の基準が示されました。

 

症状の原因となりそうな器質的な疾患がないにもかかわらず、

①食後の胃のもたれ

②早期満腹感

③みぞおちの痛み

④みぞおちの焼ける感じ

 

の①~④のうち、少なくとも1つ以上の症状があり、その症状が重いため、

 

生活に悪影響を及ぼしている。加えて、その症状が6ケ月以上前からあり、

 

3ケ月以上症状が持続している。

 

が診断基準となります。

 

 

 

今まで言われていた、

神経性胃炎

ストレス性胃炎

胃下垂

逆流性食道炎

等・・・

が含まれます。

 

 

 

「機能性ディスペプシア」の種類には、

○食後愁訴症候群(PDS)

食後の胃のもたれ感

早期満腹感

 

○心窩部痛症候群(EPS)

みぞおちの痛み

みぞおちが焼ける感じ

 

があります。

 

 

 

原因は何かと言いますと、

 

複数の要因が関与していまして、複雑に絡み合っています。

 

主なものに、

・消化管の運動機能の異常

・内臓の知覚過敏

・心理的な要因

 

があり、そのほかに、

・菌の感染

・遺伝的な要因

・生活習慣病

 

が考えられています。

 

 

 

治療法は、

薬物療法

食事療法

があります。

 

薬物療法については、

 

専門的な分野ではないので、控えさせていただきます。

 

食事療法は、

 

重要なのが、「胃に負担をかけない食べ方」です。

 

腹八分目を心がける

ゆっくりよく噛むように心がける

脂肪分の多い食事は避ける(例.揚げ物、炒め物、クッキー、生クリーム、ナッツ類等)

 

を心がけることにより、症状は軽減してきます。

 

 

 

では、鍼灸は効果あるのか?について次回、お話したいと思います。

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